こんにちわー。ヒゲです。
今回は、ついに届いたM1 Max 搭載のMacBook Pro 14インチでイーサリアムをマイニングしてみました。
スペックはフルスペックでi以下のようなスペックです。
かなりのスペックなのと、M1特有の省電力を活かして不労所得を得ることができるのか今回は検証しました。
Contents
イーサリアムのマイニングに使うツール
イーサリアムのマイニングにはパソコン以外にも3つのツールが必要です。
- etherminer
- ethermine
- Bybit
etherminerでイーサリアムをethermine採掘所でマイニングし結果をBybitのETHコインウォレットに転送するという流れです。
簡単にそれぞれの紹介を行います。
etherminer
イーサリアムをマイニングするためのスコップみたいなものです。
使い方は詳しくは載せませんが、参考程度にコマンド情報を載せておきます。
./ethminer-m1 -P stratum://bybitのETHウォレット番号(0x...で始まるやつ)@asia2.ethermine.org:4444 --cl-local-work 128
asia2.ethermine.org:4444は、ethermneの採掘所の住所みたいなものです。
使い方が気になる方がいたら設定を書いてみたいと思います。
ethermine
ethermineは採掘所です、世界中の人がこの採掘所に集まります。
右上のStart Miningを押すと以下のような画面が出てきますので、アジア圏であればアジアのアドレスを設定することになります。
Bybitウォレット
採掘したら、そのお金をどこかに転送しなければなりません。
その転送先がBybitのウォレットというわけです。
Bybitの口座を開設すると(入出金ー>暗号資産)から次のような画面が出てきますのでイーサリアムをクリックして、ウォレット番号を取得します。
ウォレット番号は英数字の羅列になっています。
ウォレットはどこでも大丈夫なのですが、取引の手数料が安いBybitはおすすめです。
M1 Max搭載 MacBook Pro14インチのハッシュレートは?
以下がM1 Max搭載のMacBook Pro 14インチでのハッシュレートです。
外部ディスプレイ(4k)を3つも繋いでいる状態ですが、平均すると10~11Mhほどでした。
ノートPCでこれだけ出るのはかなり優秀な気がします。
そして15時間ほどマイニングした結果が以下になります。
ぐぬぬw2021年11月時点の金額直すと。。。50円くらいです。
一ヶ月で1500円。。。
うーん。まぁ動かしているだけで得られる報酬ですからね、これでも十分嬉しいのですが、損得を考えるには次に紹介する消費電力も考える必要があります。
M1 Max搭載 MacBook Pro14インチの消費電力は?
使っているディスプレイも込みですが、おおよそ96Wの利用となっていました。
測定にはスマホに消費電力を飛ばしてくれるラックトックシステムのワットチェッカーを利用しました。
そして取得した値を電気料金計算で計算してみました。
改めてM1の省電力の凄さを思い知らされます。
Intelだったらおそらくこれの倍くらい行っているはずです。
そして先ほどのマイニング報酬と電力を引き算すると。
報酬は16円ほどです。
月間だと500円くらいですね。
えっ?たったこれだけ?と思う方もいるかもしれないですが。
驚異的数値です。
ほとんどのマイニングは電気代にやられ大赤字になることがほとんどです。しかしM1 Max搭載 MacBook Pro14インチでマイニングした場合は黒字です。
M1 Max搭載MacBook Pro 14でイーサリアム(ETH)マイニング向きなのか!?
しかし、黒字だし、これはマイニング向きだ!
とヒゲはなりませんでした。
イーサリアムは送金の手数料(いわゆるGAS代と呼ばれるもの)が高いのです。
そしてその手数料を安くするために、最低送金は1ETHくらいに設定されていることがほとんどです(ethermine->Bybitが1ETHということ)。
1ETHだと、、、今回の場合だと1万倍の時間がかかりますw(つまり15万時間=6250日)
仮想通貨のマイニングや報酬は基本的にマイニングしたらすぐに現金化してしまう方がいいです。
なぜなら、税金の計算が楽だからです(あと少量なら全く問題ないですが、大量の仮想通貨を保持している税金地獄に陥る可能性もあります。)。
ヒゲはイーサリアムのマイニングはもうやりません。
GPUに負荷をかけている点も考えるとリスクに対するリターンが小さすぎるかなと。。
ただ、今年出た利益である16円に対する税金はしっかりと払ってきますっっw
Bybit自体は単純に購入してガチホールドのためであったりNFT購入のために現在は使っています。
マイニング中は画面がカクついた?
マイニング中は画面がかなりカクつきました。
とても作業できる状況ではなく、マイニングしている間は、別のPCでの作業や寝ている時間を使ってマイニングするしかなさそうです。
GPUをかなり使っているため本体もかなり発熱していました。
これは、PCの寿命を縮めそうやで。。。
やはり、ガチガチにGPUを詰め込んだWindowsのパソコンのには勝てませんねw
M1 Max搭載MacBook Pro 14でイーサリアム(ETH)マイニング向きなのか!? まとめ
結論としてはマイニング向きではありませんでした。
やはり低負荷で仮想通貨なりお金を錬金する方式を模索していくほうがパソコンにも優しそうですね。
別の機会で、低負荷で仮想通貨(BAT)を得ることができるBraveブラウザについて紹介していきたいと思います。
Pythonと組み合わせて自動的に処理することも可能で、エンジニアにとっては面白い話題ではないかなぁ〜と思います。