こんにちわー。ヒゲです。
今日は、子供の教育費用について考察してみたいと思います。
ちょっとググってみたところ、なんと子供の教育費用には生涯で1500万円もかかるということです。
うーん。本当だろうか????
信じられない私は自分自身で試算をしてみることにしました。
1500万円と言ったら相当な金額です。
これを聞くと子供作れないなと思ってしまいますよね。
この記事では、実際の試算とそれに対する対策を記事にしようと思います。
今回の試算では
文部科学省が出している「子供の学習費調査」を利用して試算します。
Contents
- 1 【子供の生涯教育費用】保育園にかかる費用 0~3才
- 2 【子供の生涯教育費用】保育園にかかる費用 3〜6才
- 3 【子供の生涯教育費用】保育園にかかる費用 0〜6才
- 4 【子供の生涯教育費用】保育園まとめ
- 5 【子供の生涯教育費用】小学校にかかる費用
- 6 【子供の生涯教育費用】小学校まとめ
- 7 【子供の生涯教育費用】中学校にかかる費用
- 8 【子供の生涯教育費用】中学校まとめ
- 9 【子供の生涯教育費用】高等学校にかかる費用
- 10 【子供の生涯教育費用】高等学校まとめ
- 11 【子供の生涯教育費用】大学にかかる費用
- 12 【子供の生涯教育費用】大学まとめ
- 13 【子供の生涯教育費用】どうやってお金を工面するのか!?
- 14 貯金で考えると。。
- 15 【子供の生涯教育費用】どうやってお金を工面するのか!?のまとめ
【子供の生涯教育費用】保育園にかかる費用 0~3才
保育園には試算のパターンが2つあります。
半年に一度食費の請求があります。
0~3才の場合にかかる費用
保育費 | ¥44,500 |
食費 | ¥24,920 |
合計 | ¥69,420 |
保育費 | ¥44,500 |
食費 | |
合計 | ¥44,500 |
0~3才収支はどれくらい?
保育費用:¥534,000 + ¥49,400 = ¥583,400/年
の支出がある。
児童手当:¥15,000 *12 = ¥180,000/年
の収入があります。
0~3才最終的な収支は??
年間△¥403,400円の出費(かなり大きい)
3年間だと△¥1,210,200かかることになります。
【子供の生涯教育費用】保育園にかかる費用 3〜6才
ここから、保育料の無償化が牙を剥きます。
とてつもなくサポートがでかいので、この恩恵にあやかりガッツリとお金を溜めたいステージです。
保育費用はかかりませんが、食費はかかります。
3〜6才の場合にかかる費用
食費 | ¥24,920 |
合計 | ¥24,920 |
3〜6才の教育費用はどれくらい?
保育費用:¥24,920/年
の支出がある。
児童手当:¥10,000 *12 = ¥120,000/年
の収入があります。
3〜6才の最終的な収支は??
年間¥95,080円の黒字
3年間だと¥285,240の黒字になります
育児をしながらプラスになるのは非常に嬉しいです!
無償化の威力恐るべし!!!!!!!
【子供の生涯教育費用】保育園にかかる費用 0〜6才
合計は¥924,960の出費です。
大きいように見えますが、月に換算すると
¥12,846/月(924,960/6/12)
となるので、そこまで大きくない金額かと思います。
しっかりと節約して、将来にも備えましょう。
余談ですが、保育園だけ見れば第二子がいると、金銭的な負担が少なくなる試算です。
【子供の生涯教育費用】保育園まとめ
- 子供のわがままが発生する前にお金を貯めよう
- 大学までの費用で一番お金がかからない6年間
- 無償化の威力を享受しつつ、親はひたすら節約&節約&投資
大切なポイントは、費用が一番かからないというところです。
ここでお金を貯めることをしないとのちに控えている出費ラッシュに耐えきれなくならないことがあります。
ここでは無駄にお金を使わわず(可愛いお服もメルカリなどできる限り安くするようにしましょう)ひたすら将来のために準備する期間にすると良さそうです。
【子供の生涯教育費用】小学校にかかる費用
小学校の特徴
- 子供たちの人間関係も複雑になってくる
- 塾、部活、先輩、後輩
- 人付き合い、お小遣いなど
- 服の好み、あーでも、こーでも
- まだまだ、児童手当は継続して受給可能な年齢
- 金額は一人当たり1万円/月ほど
- 私立と公立で天と地ほど値段の差が出る
- 我が家では公立予定
- 塾とか習い事も考える必要あり
- 文科省の資料をベースに試算
小学校の教育費用はどれくらい?
学習費総額は一年間の費用
学校外活動費は塾や習い事にかかる費用です
年間で30万円ほどの料金がかかるよ〜
というデータです。
収支はどれくらい?
6年間の学費:
1人当たり、¥1,927,686
6年間の児童手当:
1人当たり、¥10,000 * 12 * 6 = ¥720,000
小学校を卒業する時には
△¥1,207,686の費用が必要で、年間だと20万程度の出費です。
保育園と合わせると
△¥1,542,435の出費です
【子供の生涯教育費用】小学校まとめ
- まだまだ月の出費は多くない
- ひたすら貯蓄と投資に励む時期
- 少しづつ服の好みが出てくる時期
- お家の人以外との人間関係が始まる
【子供の生涯教育費用】中学校にかかる費用
中学校の特徴
- ザ思春期
- おそらく口を聞いてくれない
- まだまだまだ、児童手当は継続して受給可能な年齢
- 金額は一人当たり1万円/月ほど
- 私立と公立で天と地ほど値段の差が出る
- 我が家では公立予定
- 部活や課外活動に費用がかかり出す
- 何かを一式揃えようとするとそれなりの値段
- 食費も凄そう
支出はどれくらい?
学習費総額は一年間の費用
学校外活動費は塾や習い事にかかる費用です
年間で48万円ほどの料金がかかるよ〜
というデータです。
収支はどれくらい?
3年間の学費:
1人当たり、¥1,465,191
3年間の児童手当:
1人当たり、¥10,000 * 12 * 6 = ¥720,000
中学校の費用としては△¥745,191の費用が必要
小学生までの金額と合わせると
△¥2,287,626の出費になります
【子供の生涯教育費用】中学校まとめ
- まだまだ月の出費は多くないが出費ラッシュの片鱗を感じる
- お金を貯めることができる最後の期間なので心してかかるべし
【子供の生涯教育費用】高等学校にかかる費用
高等学校の特徴
- 子供たちの人間関係もさらに複雑になってくる
- 塾、部活、先輩、後輩、恋愛
- 人付き合い、お小遣いなど
- そして熾烈な受験
- 中学まであった児童手当の支給は停止
- 世帯の所得が910万以下であれば就学支援金が支給される
- 私立と公立で天と地ほど値段の差が出る
- 我が家では公立予定
- たっ多分。。
- 我が家では公立予定
- 文科省の資料をベースに試算
高校の教育費用はどれくらい?
学習費総額は一年間の費用
学校外活動費は塾や習い事にかかる費用です
年間で45万円ほどの料金がかかるよ〜
というデータです。
収支はどれくらい?
3年間の学費:
1人当たり、¥1,927,686
3年間の就学支援金:
1人当たり、¥118,800 * 3 = ¥356,400
高等学校を卒業する時には
△¥1,571,286(△¥3,142,572)
同じ期間でも中学校の2倍!
中学生までの金額と合わせると△¥3,858,912(△¥7,717,824)の出費です
【子供の生涯教育費用】高等学校まとめ
- 毎月だと¥43,646の出費になります
- 毎月の生活費として出費するには大きい金額
- 中学までに溜めてきたお金を利用してい
【子供の生涯教育費用】大学にかかる費用
大学の特徴
- 頼む一人暮らしは勘弁してくれ
- まぁ止めはしないけどさ。。
- 親として支援する最終ステージ
- ちゃんと伝えることは伝える予定
- 投資とか
- 大人へなるためのサポートを行う
- ちゃんと伝えることは伝える予定
- 支援はなし
- 奨学金はあるが利用予定なし
- 大学の費用は金融国庫の調査内容を引用します
- 今回は私立・文系で計算してみようと思います
支出はどれくらい?
大学には大きく分けて
- 入学金
- 学費
の2つに分かれます。
収支はどれくらい?
入学費:
1人当たりの入学金:¥860,000
4年間の学費:
1人の学費:¥1,576,000*4 =¥6,304,000
大学を卒業する時には
△¥7,164,000
高校生までの金額と合わせると
△¥11,022,912
【子供の生涯教育費用】大学まとめ
- これは間違いなく事前に準備をする必要がある
- 一番お金を消費するポイントは大学
- 世の中のお父さん、お母さんの苦労がわかる
【子供の生涯教育費用】どうやってお金を工面するのか!?
ここからは、お金の工面の方法です。
- 中学までは毎月の費用はそこまで大きくない
- 保育園
- 保育園6年間の平均△¥9,337/月
- 小学・中学
- 小学・中学の9年間の平均 △¥18,082/月
- 保育園
- 高校以降は毎月の金額が大きい
- 高校・大学の7年間の平均△¥75,047/月
高校と大学だけで△¥8,735,286
戦略
中学までは節約をして、15年間で高校と大学の費用を準備すること!
900万円を15年で達成せよと言い換えられるかもしれません(我が家だと子供が2人いるので1700万円を工面する必要があります)。
とするのが良いと思います。
理由は以下からです
- 中学まではあまり月額のお金がかからない
- 高校からは毎月の生活費から自転車操業するのはかなり苦しい
貯金で考えると。。
毎月5万円づつを15年間貯めることによって、金額を達成することができます。
行けそうな。。行けなさそうな。。。
だけども、もし仮に子供が2人いる場合は10万円です。
そうなるともうかなり厳しいですよね。
そのため、今回は投資で考えてみようと思います。
また、我が家の状況に合わせて2人分1700万円を考えてみます。
教育費用のための戦術1 ジュニアNISA
以前紹介したジュニアNISAの登場です。
今回は明治安田アセットマネジメントのシミュレーションツールを使ってみます。
長女の試算
次女の試算
で合わせて900万円ほどのリターンを得られる計算です。
これだけで必要金額の60%を得られる計算です。
教育費用のための戦術2 iDeCo
iDecoは老後の資金を用意するためですが、iDeCoが持っている節税効果によるゲインを考えてみます
収入によって節税の効果は異なるので我が家の実績だと
12.5万円を毎年節税することができます。
15年だと187.5万円ですね
ジュニアNISAと合わせると
1087万円です
まだまだ足りませんね。
教育費用のための戦術3 ふるさと納税
こちらも同じ、節税の効果を利用してみようと思います。
こちらも同じように年収によって節税できる金額が異なるので我が家の実績だと
10万円を毎年節税することができます。
15年だと150万円です。
ジュニアNISAとiDeCoとあわせると
1237万円
じわじわと、目標の金額に近づいてきましたがまだ少し足りません。
教育費用のための戦術4 つみたてNISA解約
残りは450万円ほどですがので、ここまでくると毎月の貯蓄を15年頑張ることもできるレベルかと思います。
この場合だとおおよそ2.5万円を貯蓄することにより達成可能です。
ただ、投資から出費するのであれば次はつみたてNISAの解約が良さそうです。
子供が大学に進むということは、20年という期間が経過する時期です。
そのため、最初に投資したつみたてNISAの非課税期間が終わる頃なのです。
夫婦で一年分を解約して200万円
2年分を解約すると400万円となり、ちょっとだけ足りないですが1700万円の達成がなされました!
【子供の生涯教育費用】どうやってお金を工面するのか!?のまとめ
- 高校と大学の費用は今ある国の仕組みを使って用意できそう
- ジュニアNISA
- 子供の人数分作成できるのでスケールできる
- 節税の効果は馬鹿にできない
- いづれも15年という長い目で見れば100万以上の効果
- iDeCoの節税
- ふるさと納税
- 積立NISA解約を最終手段として利用
- ジュニアNISA
- 子供の選択によって不足もあるかもしれないです
- ただ、資金のベースができていれば心配は少ない
- 早めの準備と、子供が小さい頃の準備が重要